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復刻『週刊 岡庭昇』

〜岡庭昇を因数分解する〜

第17回 2017年5月8日

こんにちは、岡庭野野花です。

 

 

風薫る五月になりました。今咲いているツツジの花が好きで、かわいくてつい近寄って見入ってしまいます。

 

ゴールデンウイークは、『自己決定力』を読んでいました。

この本がが出版されたのは1993年を振り返ってみたいと思います。ちょうど、バブル崩壊後ですよね。

 

A:

日本の株式価値総額について調べると1989年末と比べると株価は、199310月には、59%にまで少しています。デタ上、バブルの崩1990年11月頃に始まったといわれていますが、この時期にはまだ深刻な社会問題となっていなかったようでした。新卒の求人倍率がガクンと低下して、企業績悪化による内定取り消し者が相次ぎ出たのは、1996からでした。

 

B:

そうそう、この時期、日本人はまだまだノー天気だっんです。

当時の状況について『自己決定力』にもしっかり記されていましたね。

 

 

P.30〜 

「ポスト・バブル日本には、コトバだけは〝生活〟があふれている。市民たちはアンケートに答えて、今後は生活重視でいくといい、商品のモデル・チェンジなど、大量生産・大量消費を否定するようになった。そこに切実な実感があることを認めなければならないが、やはりいまひとつハラのすわり方に不安を感じる。

 またまた1970年代はじめのように、プレ・バブルからふたたびのバブルが仕掛けられたとき、それに抵抗するだけの思想として確立されているか、どうか。青森・六ヶ所村の反原発運動家に会ったとき、直接きけば誰も原発のゴミ処理引受けに反対というのに、選挙は誘致派が勝ってしまったと嘆いていた。おなじ人間が企業から命じられて、賛成派に割り当てられた票を出すからである。考えと投票は、まったく別格なのだ。生活に直接結びすく政策と無縁に、税金バラまき土建行政の意のままに企業選挙をしながら、生活重視と称しても無意味である。

 市民の側には、生活重視を誰に向かって、どのように、またいかなる主体性をもって要求するかが、まったく見えていない。」

 

 

A:

失われた20年といわれながら、何も変わっていない日本……

日本だけは大丈夫と誰もが信じて、みんな茹でガエル状態! こんなのんきな茹でガエルでいいの!?

 

B:

2015年、国際通貨基金IMF)は、ドルや円と同様に「特別引出し権(SDR)」に中国・人民元を採用決定したでしょ。つまり、中国元は国際通貨として認めらて、しかもその国際的な重要度は、1位/ドル、2位/ユーロ、3位/元、4位/円、5位ポンドと、元は円よりも上になったという事実を直視していた?

 

 

A:

それから、国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高が、同年3月末時点で10533572億円に達したと発表されたこと!

 

B:

さらに、「S&P」「フィッチレーティングス」などの国際的な格付け会社は、日本国債の信用力の低下傾向を、「今後2~3年で好転させる可能性は低い」として、相次いで格下げを行っていて、中国や韓国以下の評価になったこと!!

 

A、B:

だ〜れも気にしていない。

 

 

野野花:

本当に、みなさんどうして気に留めないのでしょう。不思議でなりません。

アベノミクス新たな有望成出のために、全国に補助金がばらまかれていますが、貧富の差はどんどん大きくなっています。

生活重視を誰に向かって、どのように、いかなる主体性をもって要求するかがまったく見えていない。父の書いた通りの現状です。

 

続く。

 

 

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