復刻『週刊 岡庭昇』

〜岡庭昇を因数分解する〜

2017-01-01から1年間の記事一覧

第14回 2017年4月3日

こんにちは、岡庭野野花です。 ところで私たちは、「バブル崩壊」から何を学んだのでしょうか。 失われた20年と言われて今に至りますが、 そう言われ続けた間も、バブル時代の浮かれ気分や派手さがほんの少し減った程度だし、オリンピックに向かっている今は…

第13回 2017年3月27日

こんにちは、岡庭野野花です。 今回から、『自己決定力 ———人まかせの「生活大国」はない』(徳間書店)を読みます。 この本は、1993年3月31日に発行されました。読み進める前に、当時の時代背景を振り返ってみました。 内閣府景気基準日付でのバブル崩壊期…

第12回 2017年3月21日

こんにちは、岡庭野野花です。 今年に入ってからずっと『亡国の予言』を読んできましたが、いよいよエピローグです。 然りを然り、否を否と言ってこそ民主主義の小見出しに頷きながら、本文を追ってみました。父はまず、作家・中園英助さんの『私本・GHQ占領…

第11回 2017年3月13日

こんにちは、岡庭野野花です。 トランプ ―— 安倍会談後、マスメディアは、米国と日本はうまく行けそうだ!! となって早いもので1カ月が過ぎました。いやはや、トランプ批判の報道はどんどん少なくなってきています。 「これで日本は大丈夫」って、みんな思…

第10回 2017年3月6日

こんにちは、岡庭野野花です。 先週から湾岸戦争を振り返っていますが、 日本が多額の支援をしなければ、イラク民衆の命が戦火に消えることはなかったと思えてきます。 それにしてもブッシュはいったいなぜ湾岸戦争をしたのでしょうか。 A: 『亡国の予言』…

第9回 2017年2月27日

こんにちは、岡庭野野花です。 湾岸戦争が始まった時、私はまだ小学生でした。 『亡国の予言』を読んで、湾岸戦争の全貌をあらためて思い出しています。 湾岸戦争とは、そもそも何だったのでしょうか。 ウィキペディアによると 1990年8月2日、イラク軍は隣国…

第8回 2017年2月20日

こんにちは、岡庭野野花です。 先週から取り上げている『亡国の予言』(1991年 徳間書店)ですが、どこを読んでも今の状況と似ていて、心底びっくりしています。 まずは、本書の目次の一部をご紹介します。 プロローグ―——われわれはモラトリアム・ジャップで…

第7回 2017年2月13日

こんにちは、岡庭野野花です。 安倍首相とトランプ大統領の会談を受けて、1999年発行の『亡国の予言』(徳間書店)を読んでいます。 2月10日(日本時間では11日未明)に、安倍首相とトランプ大統領が初めて首脳会談を行いました。 互いに抱擁して、握手。そ…

第6回 2017年1月30日

こんにちは、岡庭野野花です。 このブログにお越しになってくださる皆さんに新しいお知らせがあります。 父の言葉を発信するTwitterツイッター「岡庭昇bot」を始めることになりました。このブログと併せてお読みいただけましたら幸いです。 twitter.com さて…

第5回 2017年1月23日

こんにちは、岡庭野野花です。 いよいよ、ドナルド・トランプが大統領に就任しました。 私は、就任式典をテレビで見ながら、父が2004年に書いた『いまさらブッシュ 〜石油の海で溺れて、喚いて〜』(三五館)を読んでいました。 私が付箋を付けた箇所を抜粋…

第4回 2017年1月16日

こんにちは、岡庭野野花です。 先日1月11日に行なわれたドナルド・トランプ氏の大統領就任前の記者会見を、みなさんもご覧になって、いろんな思いを抱かれたことでしょう。 トランプは、大統領選の際の選挙演説でも「メキシコをぶっ潰す!中国をぶっ潰す!日…

第3回 2017年1月9日(月)

『性の歪みに映るもの 日本近代文学と身体の倒錯』の一節を読み合いました。 この一節に読むキーワードは、「近代化」「制度」「規範」でした。 A:この一節、猛烈に深い! 何度も読み返してしまう一節だね。「近代化」とは何だったんだろう? そんなことを…